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樋口一葉たけくらべ記念碑
明治時代の小説家。現在、旧居跡が記念館となっています。 樋口一葉は1872年に文京区に生まれましたが、17歳で父と長男が相次いで亡くなったため家計を支えることになり、浅草吉原付近で雑貨屋を営むことになりましたが経営が思わしくなく、小...
説家として生計を立てることを志します。数々の作品のなかでも有名な「たけくらべ」は、吉原近くの大音寺前を舞台に思春期の少年少女の情緒を描き、1896年に発表されるや森鴎外や岸辺露伴らから高く評価されることとなりました。しかしその年の11月、かねてより患っていた肺結核のため24歳で死去。早逝の作家を惜しむ声は多く、その作品は現在も多くの人々に受け継がれています。